血管の内部にある筋肉

血液は身体中に酸素や栄養、水分などを送ります。
血液の流れは一定で心臓の収縮により動脈を使って送り出されます。
末端へは毛細血管と呼ばれる細くなった管ですみずみまで届かせます。
心臓へ戻る血液は静脈と呼ばれる別の管を通ります。

動脈と静脈は大まかに分けて内膜、中膜、外膜からなります。
内膜は内皮細胞一層でできていて常に血液にさらされています。
血液の状態を直に受ける部分です。
内皮細胞は、約1000日で生まれ変わります。
血液中の中性脂肪が多くなると内皮細胞に付着して傷つけます。
その場合は血液中の血小板が集まり傷口を塞いで修復を行います。

外膜は外側にある筋肉とつながる神経があります。
内膜と外膜の間にあるのが中膜です。
中膜には平滑筋や弾性繊維、膠原繊維などがあります。
血管の弾力性は中膜によるものです。
中膜にある平滑筋は、緊張を維持したり、収縮をするための筋肉です。
ただし意識化で動かすことはできず、常に一定の状態を保つための働きがあります。
血液は心臓から送り出された圧力によってすみずみまで送られて、血管が途中でぜん動するようなことはありません。
つまり動脈はかなりの圧力を受けていることになります。
その動脈を膨らまずに形を保つためにそれぞれの繊維や平滑筋が効果を発揮します。
血液がドロドロになったり、高血圧になるとさらにきつい状態にさらされることになります。
健康な状態を保つためにも血液を正常な状態に維持する努力が必要です。
血管年齢検査をしてみたり、自分の健康が自分で守っていきたいですね。